先日のプーリア州の会でしっかり御紹介できませんでしたオリーブオイルです。
(ご参加いただきました皆様、お待たせいたしました、ごめんなさい!)
プーリア州は、イタリア全体の約50%のオリーブオイル生産を誇る大産地です。
プーリア、カラブリア、シチリアの南イタリア特有のオリーブが2つあります。
コラティーナ(Coratina)・・・収穫時期にもよりますが、苦くて辛いのが特徴です。
オリャローラ(Ogliarola)・・・軽い苦みがあり、野性味の強いオイルです。
今回は上記の2品種を使ったオリーブオイルを3種類お楽しみいただきました。
改めまして、御紹介させていただきます。
写真より右から
~モンターニャ・サクラ (Montagna Sacra/Clement社)~
ICEA(IFOAM認定イタリア有機認証機関)が認定するオーガニック・エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルで、有機JAS認証も取得しています。
クレメンテ社は4代に渡り、オリーブオイルの選別と上質なエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルの生産に携わっています。
プーリア州・ガルガーノ国立公園(※)内にある400ヘクタールのオリーブ畑で収穫されるオリーブだけを使い、手摘みによる収穫から、コールドプレスによる搾油、コットンでのフィルタリング、瓶詰めに至るまですべて自社で行うこだわりの製造管理のもと、バランスの良い洗練されたオイルに仕上がっています。
使用オリーブはオリャローラ、レッチーノ、コラティーナ、パランツァーナ。
「モンターニャ・サクラ」とは「聖なる山」という意味です軽めでフルーティー、アーモンドのような後味が特徴です。
※ガルガーノ国立公園プーリア州北部フォッジャから北西に突き出るガルガーノ半島は国立公園にも指定されています。1895年から半ば孤立した地域であったため、手つかずの豊かな自然と世界的な考古学遺跡が残されている貴重な場所です。
(下の写真がガルガーノ国立公園内のオリーブの木です。)

~ディサンティ(Disanti)~
ディサンティ社のオリーブオイルはアジェンダ アグリコーラ ディサンティ社が3世代にわたり、イタリア プーリア州の北部に位置するガルガノ国立公園内(ヴィエステ)にオリーブオイルを栽培し作られたエクストラ ヴァージンオリーブオイルです。
アドリア海に面する丘陵の斜面に位置しているため、水はけ、風通しも良く、地中海気候であるこの地は、オリーブ栽培に最適です。
使用されるオリーブの実の品種はオリャローラとレッチーノです。
品質の良いものを搾油機に送るために、栽培、収穫など、それぞれのステップでは、細心の注意を払い作業を進めていきます。製法はコールドプレスでその地特有の味、風味のあるエクストラ ヴァージンオリーブオイルが出来上がります。
特徴はフルーティーで、喉越しにほんのり苦みを感じるバランスの良い風味と香りがあります。
~エティケッタ ヴェルデ (“Ethichetta Verde”/ Molfetta社)~
プーリア州バーリ地区は温暖で気候も安定し、太陽の恵みをいっぱいに受けたオリーブの実は、エキスが凝縮され、高質なオイルを生み出します。
オリーブの実は手積みでの収穫、その後酸化が進まないように素早く抽出されます。
品種はオリャローラ 60% コラティーナ 40%
特徴は熟していない青いバナナの香り、または草を刈った時のようなフレッシュな香りがします。
後味と香りのバランスが絶妙です。
それぞれに色合い、香り、風味に違いがあり、面白かったですね。
カナミッラでは、こちらの3種も含め、ただいま5種類のオリーブオイルを御提供しています。
ご来店の際は、ぜひ、リクエストしてください!
辻