ドモドッソラに来ています

もう10年以上も料理研修で来ているドモドッソラにいます。北イタリアのアルプスの山の中の小さな街。端から端まで歩いて行ける距離なので、散策にはぴったりです。しかしその中心広場の美しいこと。広場を囲むのは中世に建てられた家々。夕方になってライトアップされると、まるでおとぎの国に来たような気がします。私の中の「世界で一番美しい広場」です。
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もう10年以上も料理研修で来ているドモドッソラにいます。北イタリアのアルプスの山の中の小さな街。端から端まで歩いて行ける距離なので、散策にはぴったりです。しかしその中心広場の美しいこと。広場を囲むのは中世に建てられた家々。夕方になってライトアップされると、まるでおとぎの国に来たような気がします。私の中の「世界で一番美しい広場」です。

山のおじさんに頼んで、チーズ作りを見学させてもらいました。ドモドッソラの街から電車で20分。スイスとの間にある小さな村のチーズ工房です。まずは生クリームを攪拌して作ったできたてバターを型に入れて成型する様子を見せてもらいました。出来たてバターはほのかな甘みを残して口の中でシューッと解けていきます。次に場所を移してチーズ工房へ。そこには200年くらい前からある銅鍋があり、その中にヨーグルトのように凝固したものが入っていました。これを細かく切って下に沈んだものをまとめてチーズを作ります。工房の中に立ちこめる薪の匂いと出来たてチーズの香りが、研修生の心に深く刻みつけられたことでしょう。

ドモドッソラで栗のサーグラがありました。サーグラというのは収穫祭のことで、この場合は栗の収穫を理由に特産品の売店が出たり、郷土料理を楽しんだりという大賑わいのお祭り。ここぞとばかり民族衣装を着てくる人々で街の広場は埋め尽くされ、研修生たちは焼き栗を食べたり、試食のチーズやサラミをつまんだり、異国情緒をたっぷりと楽しんだようです。